くらし情報『あの“貞子”が歌舞伎とコラボ、Jホラーかぶき誕生!』

2022年8月23日 16:35

あの“貞子”が歌舞伎とコラボ、Jホラーかぶき誕生!

物語は、室町時代後期。足利幕府が機能不全となった乱世に乗じ、天下掌握の野望を抱く細川家の国家老・浅山鉄山(愛之助)は、邪魔な忠臣・船瀬と許嫁・お菊(壱太郎)を井戸に沈めて殺害。しかし、不思議な力によって鉄山も井戸に引きずり込まれてしまう。500年後の現代。同じ古井戸のそばで、古いビデオテープの映像を見た若者たちが謎の死を遂げ、神官の室戸光(今井翼)が調査に乗り出すが…。「歌舞伎の『播州皿屋敷』の世界と貞子の世界が融合されている感じです」。よく上演される『番町皿屋敷』とは違い「残酷で、これだけでも十分にホラーな作品。お菊を縛り上げて竹刀でビシビシ叩くんですよ。
鉄山、なんて恐ろしい役だと」。愛之助は11年前に松竹座で『播州皿屋敷』の鉄山を演じている。今回は「同じ役ですが、ただ怖いだけではなく、ちょっと愛嬌のある部分など、人間らしさがより濃く描かれていると思います」。

現在はG2の描くプロットに、よりおもしろくなるよう自らのアイデアを提案しながら制作中だ。「人の思いや念というものが時空を超えてやってきます。怖さ倍増、いや倍以上かも(笑)。でも歌舞伎ですからね、怖すぎて観るのがイヤという人がいても困るので(笑)。

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