くらし情報『『東京ラブストーリー』稽古場で、柿澤勇人・濱田龍臣が“カンチ”を差別化』

2022年11月8日 10:26

『東京ラブストーリー』稽古場で、柿澤勇人・濱田龍臣が“カンチ”を差別化

「願いの星」「この街で生きる」の3曲で幕開け。物語の始まりを予感させる「願いの星」では、柿澤がアダルトながらも甘く優しい歌声を響かせる。

続く「この角を曲がれば」では、海キャストの濱田カンチと唯月リカが芝居を交えたパフォーマンスを行った。タオルメーカーの東京支社へ転勤になったばかりの頼りないカンチを、濱田はフレッシュに造形。そんな彼を同僚として翻弄交じりにリードする様子を、唯月は大きな笑顔やジェスチャーで表現する。また空キャストの廣瀬は、アンサンブルと妖しいダンスを繰り広げる「56人の女たち」で稀代のプレイボーイぶりを遺憾なく発揮した。

女遊びの激しい三上に戸惑いを覗かせる夢咲バージョンのさとみに、優しい言葉をかける柿澤カンチ。二人が一緒にいる様子を目撃して切なくなるリカの激情を、笹本は一幕ラストで繰り広げられる「24時間の愛」に乗せて高らかに歌い上げる。
7曲が披露されたあとのトークで、長崎尚子役の綺咲愛里が「両チームとも見せ方が異なっていて違う作品を観ているみたい」とアピールすると、和賀夏樹役の高島礼子も「タイムリーに作品を知っている世代にはリカ派が多かった。でも最近はさとみが素敵に思える。

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