2022年11月10日 10:00
ベートーヴェンを彫琢するヘルムヒェン、「皇帝」を弾く
指揮のエリアフ・インバルは、イスラエル出身。1991年に東京都交響楽団と初共演して以来、マーラーやショスタコーヴィチなど数多くのライブCDを録音してきた巨匠だ。特別客演指揮者、プリンシパル・コンダクターを経て、現在は都響の桂冠指揮者をつとめている。きわめて高度な演奏力を誇る都響は、難易度の高い要求をインバルが出してもきっちりと音にしてくれることは間違いない。そこに40歳と、演奏家として脂がのっているヘルムヒェンが、ベートーヴェンで正面から組み合う。ピアノとオケの音が端正に、まばゆく、火花を散らしながら疾走する様子が思い浮かぶ。相当に聴きごたえのあるコンサートとなりそうだ。
チケットは、好評販売中。
(文・音楽ライター山本美芽)
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