東京産の豚革で作るアクセサリー。 Selieu が咲かせる魅力。
淡い色彩の花や蕾、キラキラ揺れる天然石。見る人に安心感を与える不思議な魅力を放つSelieuのジュエリー。この優しい花たち、実はピッグスキン=豚革から作られています。豚革の名産地・東京豚革の主な生産地が東京というのはご存知でしょうか。墨田区は関東近辺で出荷される食用の豚からとれる残りの皮を加工し、豚革を作る工場が集まる地域。塩漬けされた皮をなめす(腐らなくする)ことで革の状態へ加工し、染色するまでの工程が工場では行われています。国内で生産される豚革のほとんどは墨田区生まれ。豚革は背中、足、お尻の部分に分かれていて、牛や馬など他の革と比べると柔らかで薄く染色しやすいのが特徴。
革の裏側であるスウェード部分は毛足が短くふわふわして触り心地も良い。その柔らかさと通気性の良さから靴のインナーやカバンの内側などに使用され、脇役になることが多かった豚革をアクセサリーに昇華させたのがSelieuでした。
染色された色とりどりの豚革サンプルSelieuは2012年からスタートしたハンドメイドのジュエリーブランド。革というハードな印象の素材を用いながらも、女性らしい華奢で繊細なジュエリーを展開しています。元々店舗設計などを行っていたというデザイナーの田口朋子さん。