一人旅は女をアゲない、代わりに「少年の心」が手に入る
早いもので、2015年の夏もそろそろ終わりを迎えようとしています。みなさんにとってのこの夏は、はたしてどんなものだったでしょうか?
私はというと、8月中旬に女一人、ポル・ポトによる虐殺の舞台となったプノンペンのキリング・フィールドとシェムリアップのアンコール遺跡をめぐろうと、カンボジアを旅行してきました。
この夏の思い出は他にもいっぱいありますが、やっぱりこのカンボジアの旅がいちばんインパクトを残す出来事になったような気がします。
一人旅は別に女をアゲない
さて、旅行というのは基本的に趣味の範疇で語られるべきことです。行きたい人は行けばいいし、行く気が起こらない人は行かなければいい。
しかし、ウザがられても尚語りたくなってしまう魅力というのが一人旅、特に海外の一人旅にはあると思うんですよね。もちろん、私は今回「一人旅は女をアゲる!」みたいなありきたりなことをいうつもりはありません。
パリやロンドンならともかくカンボジアに行っても、汗と砂まみれになって腹を下して帰ってくるだけなので(すべて実話)、女はまったくアガりませんよ。
私が同年代のアラサー女性に訴えたい一人旅の魅力とは、ずばり「少年の心が手に入る」