誰かと一緒にいるから一人になれる/誰に見せるでもない爪
という、ほんの少し希望を含んだような終わり方が私は好きだ。
孤独は、周囲に人がいる、あるいは居た、という事実が前提にある。
だからこそ一人でいることを意識する。
今回の読者投稿は「こんな私って変ですか?」という文で締められていたが、むしろ誰かと一緒にいるからこそ一人の時間を欲し、大事にしたいと思ってしまうのではないか。
Design&Text/つめをぬるひと
この連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。
あなたのエピソードを添えて、送ってください。