光熱費がかかりすぎる、雨漏り…。失敗間取りのNGポイント4つ
自宅を計画する際に、一番最初に悩むのが間取りだと思います。
「広くて明るいリビングがほしい」「家事のしやすい間取りにしたい」……、このように希望はつきないですね。
家を建ててから「失敗した!」「欠陥住宅では?」と後悔する住宅は、実は間取りが原因になっていることが多いのです。
今回は、筆者に寄せられる相談のなかで特に多い、「失敗間取り」についてのお話しです。
■ 1.光熱費がかかりすぎの間取り
間取りのミスで多いのが「光熱費がかかりすぎる」間取りです。
「吹き抜け」「リビング内部の階段室」「出窓」は、そこに気積があるので、余計に光熱費がかかります。
yamahide / PIXTA(ピクスタ)
「うちは高断熱だから、光熱費は、さほどかかりませんよ!」というメーカーの言葉を信じて、吹き抜けを造ったけれど、寒いし暑いしで困っているという声をよく聞きます。
また、モデルルームなどでよく見かける、階段室や廊下に面した「フリールーム」は、広々として憧れますが、空間を広く見せるためのものであって現実的ではありません。
間取り図1をご覧ください。
こちらは相談に持ち込まれた間取り図です。