光熱費がかかりすぎる、雨漏り…。失敗間取りのNGポイント4つ
リビングに流行りのスケルトン階段が配置されています。
1階LDKは19畳、階段室の気積は4畳、それに隣接して2階フリースペースが5.5畳、廊下2畳がつながっています。
つまり1階LDK19畳を冷暖房するのに、実際には30.5畳分の冷暖房を行っているということになります。
NAKA JUN. / PIXTA(ピクスタ)
実に11.5畳分もの光熱費が余計にかかることになります。
■ 2.玄関ホールや廊下が広すぎる間取り
光熱費に続いて多いのが、「玄関ホールや廊下が広すぎる間取り」です。
玄関ホールは、ある程度の広さがないと家自体がみすぼらしく見えます。
チンク / PIXTA(ピクスタ)
また廊下も、プライバシーの確保という点で最低限は必要です。しかし、間取りによっては玄関を広く見せ、最低限必要な廊下の面積も変えられます。
こちらの図面はまったく同じ床面積で、間取りを変えたものです。
広すぎるホールが4.2畳から、ホール・廊下合わせて3畳になりました。
またホールを狭くしたぶん、リビングを広くし配置も変えたため、狭かったLDKは16.2畳から21.2畳と広くなり、家族のちょっとしたワークスペース(家事や仕事、勉強・工作をする場)