くらし情報『一級建築士に聞く!LDKは「一体開放型」と「間仕切り型」どっちがいい?』

一級建築士に聞く!LDKは「一体開放型」と「間仕切り型」どっちがいい?

リビング、ダイニング、キッチンは、家において必ず中心的な居場所となります。

一般的に見る機会が多いのは、これらのLDK空間が一体型になっている空間です。

でも、本当にリビングとダイニングは一体となっている構成がいいのでしょうか?それともキッチンはダイニングに向けて開放したほうがいいのでしょうか?

今回は、これら3つの空間の関係性について、施工事例をあげながらLDKのプランニングについてアドバイスしたいと思います。

■ リビングとダイニングは一体型の方がいい?

まず、私が担当したこちらの施工例を見ていただきましょう。

LDK


リビングとダイニング、さらにはキッチンも間仕切りなくつながっていて、LDKがフロア全体で一体となっています。

限られた敷地のなかで、より空間を広く感じさせるには、このようなアイデアが一番効果的であると考えます。

しかし一方で、リビングとダイニングの間に可動の間仕切りを設けるという考え方もあります。

次にこちらの施工例を見てください。


LDK


この物件のLDKは、リビングとダイニングとの間に建具を設け、その時々によって、開放したり、間仕切ったりしながら空間を使っています。

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