働き方改革の効果も!? サラリーマンの小遣いが2,000円アップしたってホント?
飲み代はどうでしょうか。
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男性会社員の1回の飲み代は平均5,410円。
1回の飲み代×1か月の平均飲み回数(約2.3回)を算出してみると、1か月の飲み代は前年比531円アップの12,506円という結果に。
飲み代アップはプレミアムフライデー導入の効果!?
では、個人支出がアップした理由を探ってみましょう。
■ 「働き方改革」によって個人支出が増えていく?
お小遣いアップの背景で、まず考えられるのは”賃金の上昇”ですが……。
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経済産業省の調査によると、「平成29年度に賃上げを実施した企業」は、調査に回答した企業の86%。
大企業においては3年連続で2%を超える賃上げが実施されており、今後もサラリーマンの賃金は緩やかな上昇が見込まれます。しかし、消費者物価指数は上昇しており、この緩やかな賃金の伸びでは、物価の上昇に追いつかない状況が続いています。
つまり物価の上昇を見込んだ賃上げがされない限り、個人支出拡大に繋げることは難しいと考えらます。
それでは、2018年6月に成立した「働き方改革関連」