不動産の値引き交渉でやるべきこと、やってはいけないこと
ということです。
物件の売主は、市場相場を事前に調べたうえで売り出し価格を決めていますので、その価格を交渉するためには「この価格になれば買う」という前提が必要なのです。
■ どうやって交渉するの?
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気に入った物件が見つかったら、いよいよ交渉開始です。
まずは仲介業者に「少し安くなりませんか」とストレートに聞いてみましょう。
仲介業者の担当者によって多少の差はありますが、一般的に営業マンは、顧客が気に入りそうな物件については、価格交渉ができそうな物件かどうかを事前に調べている場合が多いのです。
価格交渉が難しい物件について、安易に価格交渉を引き受けてしまうと、その交渉が失敗した場合には取引が成立しない可能性が高くなるので、値引きができる物件かどうかを担当営業マンが事前に調べておくのは当然といえば当然です。例えば、担当営業マンが「この物件は一切値引き交渉できません」というならおそらくその言葉どおりでしょう。
その場合は売り出し価格どおりで購入するかどうか検討してください。
逆に、「○○万円までなら可能かもしれません」や、「○○万円までなら交渉してみましょう」