平家の弱点「浸水」を回避する土地選び【二拠点ギリギリ日記】
簡単に動かすことの難しいベッドや机、ソファーなどは高確率で水につかる運命にあります。
ですので、もともと平家しか検討していなかった我が家にとっては「浸水する可能性の低い土地」というのがマストな条件でした。
■ まず「ハザードマップ」をチェック
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
「ハザードマップ」とは、浸水や土砂災害などの危険度に応じて地域別に色付けされた地図のこと。その中で一切色の付いていない土地を選びました。
過去のデータと最新の予測技術をもとに作られているハザードマップですが、未曾有の出来事というのはあり得ます。
ですので、「今のところは安全」とされる場所を探しました。ちなみに筆者の住む栃木県には、一級河川の鬼怒川があります。
この川からも数十キロメートル離れており、さらに20メートルくらい高台であることなどもしっかり確認していました。
■ 近隣に平家がたくさん建っていることも決め手に
お世話になったハウスメーカーさんの話では、新築中の家の中で平家の割合は1割程度とのこと。大半の新築は2階建てです。
しかし、我が家が建っている地域では一つの区画に平家が1、2軒あるといった状況で、全体の2割くらいは平家建てでした。