震度7の「北海道地震」の大停電で体験したオール電化生活の落とし穴
子どもたちはキャンプ感覚で浮かれぎみ。親としては、そこはちょっと救われました。
■ 「電気温水器」だからお湯も出ない!
「頭がかゆい!」。汗っかきの娘が頭をかきだしたのは、停電した日の翌朝です。体のべたつきは「体拭きシート」でなんとかしのいだのですが、洗髪はどうしようもできません。もちろん銭湯も営業していません。
昨日運よくゲットした「ガスコンロ」で、パスタ鍋にたっぷりのお湯を沸かして、お湯を水で割りながら、どうにか頭を洗うことができました。
断水はかろうじて免れましたが、念のためにバスタブに水を張っています。
給湯器もガスにするべきだったか?と、少しだけ「オール電化」を恨んだ瞬間でしたが、結局のところ、ガス給湯器も電気が必要だとか……。
■ 固定電話が通じない!スマホの充電もできない!
これはオール電化とは関係ありませんが、今回の震災で一番困ったことです。
外部との連絡を取りたかったのですが、停電のせいで家の固定電話が通じません。
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
黒電話なら通じるようですが、最近多くなってきた光回線などのIP電話は使えません。