くらし情報『マンションの消防訓練実施を経験して分かった意外なシステム5つ』

マンションの消防訓練実施を経験して分かった意外なシステム5つ

火災報知器が作動するとエレベーターは自動的に止まります。

構造上の都合で火災の発生を3階として訓練を実施したマンションの場合、3階の火災報知器と1階の管理室との間を階段で行き来しなければならず、それだけで疲れました。
5.警報盤の操作が思った以上に大変!
消火装置

vito / PIXTA(ピクスタ)

マンションによっては火災報知器と消火装置が連動している場合があり、こういったところではあらかじめシステムを解除しておかなければなりません。またタイミングを見計らって警報盤を復旧しなければいつまでも警報が鳴りっぱなしになりますが、この際のスイッチ操作が意外に難しく、当日は機器の操作に精通した点検業者の担当者にいつでも連絡が取れるようにしていました。

■ 警報が全館一斉鳴動にならないシステムへの消防署の驚きの回答

警報が全館で一斉に鳴動しないということは、仮に下層階で火災が発生すると最上階まで伝わるのに相当な時間がかかることになり、安全という点で問題がないのか疑問が出るのは当然です。

火災報知器

じりりん / PIXTA(ピクスタ)

消防署に問い合わせたところ「マンションの場合はむやみに避難したりせず、室内にとどまっているのが一番安全なのだ」

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