住宅ローンで最も重要なポイント!「返済率」って知ってる?
一般的に、返済期間が30年前後に渡る住宅ローンについて、一番心配なのは「本当に返済し続けられるだろうか」ということではないでしょうか。
今回は、安心して住宅ローンを利用するためにとても重要な「返済率」について解説します。
■ そもそも「返済率」ってなに?
すでにご存じのかたも多いと思いますが、返済率とは「年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合」のことです。
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例えば、年収が500万円の場合、年間返済額が100万円なら返済率は20%となります。
この返済率は、住宅ローンを長期に渡り確実に返済していくための「大事な指標」となります。
■ 住宅ローンの審査でも重視される「返済率」
MaCC / PIXTA(ピクスタ)
返済率は住宅ローンの審査でも重要なポイントとなります。
審査を行う金融機関によって、そしてローンの申込みをする人の年収等によっても基準は異なりますが、多くの金融機関では返済比率の上限を25~35%前後で設定しています。
ただし、審査時には実際の融資金利ではなく、各金融機関が独自の「審査金利」を用いて、返済率を計算しています(フラット35以外)。