くらし情報『住宅の構造・工法のメリットとデメリット。理想の家にはどれが最適?』

住宅の構造・工法のメリットとデメリット。理想の家にはどれが最適?

3階建てに対応しやすいため、狭小地でも広い床面積を取ることができます。

材料は工場で生産して現地で組み立てるため、品質が安定しているのも安心な点です。

ただし、鉄の特徴として、酸化しやすいためサビに注意することと、熱や火に弱いところもデメリットです。
火

coffeekai / PIXTA(ピクスタ)

また、基礎工事費が高いため、木造に比べ建築工事費が高くなりやすい点も要注意です。


■ 頑丈で火災に強い「鉄筋コンクリート造」
鉄筋コンクリート造

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

柱・梁・壁・床を構成する鉄筋の周りに型枠を設け、コンクリートを流し込んでつくる構造です。

引っ張りに強い鉄筋と、圧縮に強いコンクリートを組み合わせることで、耐久性・耐震性・耐火性に優れた建物が建ちます。

重厚感があり、いわゆる「打ち放し」のコンクリートの住宅がこれにあたります。現場施工なので、変形地や狭小地にも対応できます。
打ち放し

HHImages / PIXTA(ピクスタ)

コンクリートを使用するため、建物自体の重量が大きく、場合によっては地盤強化が必要になる点、基礎工事にコストや時間がかかる点がデメリットです。

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