「メキシコ流地鎮祭」に行ってきた!日本とはこんなに違う!?
日本では、家を建てる前に地鎮祭を行う習慣がありますね。
筆者の住むメキシコでもその土地の神様に家を建てさせてもらう許可を得るため、そしてその土地に住む人の健康と幸福を願い儀式が行われます。
日本と同じで、必ずしなくてはならないという儀式ではありませんが、先日義両親の「メキシコ流地鎮祭」に行ってきたのでご紹介します。
■ メキシコでは地鎮祭を行うのが一般的?
現在、筆者の義両親は約2年前に買った土地に家を建築中です。
まだ、家の基礎ができたばかりなのですが、先日家族皆が集まりメキシコ流地鎮祭を行いました。
メキシコでは家を建てる前の儀式を行わない人も多くいます。
しかし、シャマンと呼ばれる祈祷師を呼び正式に儀式を行う人もいれば、義両親のようにコストをおさえるためにやり方を教わり自分達で行う人も多くいます。
カトリック教の人は、家が完成した時に儀式を行うなど、やり方も様々です。
■ まずは土地の角のすべてと中心に小銭を埋める
その土地に住む神様への捧げものとして、金属製のものを土地に埋めることから儀式は始まりました。
義両親は小銭を用意し、土地の角全てと中心部に穴を掘り「土地に住む神様、この土地に家を建てさせてください」