くらし情報『「防火地域」「準防火地域」って?家を建てる時にどんな制限があるの?』

2019年2月8日 21:30

「防火地域」「準防火地域」って?家を建てる時にどんな制限があるの?

は、役所やオフィスビルなど都市の機能が集中している地域で定められることの多い、防火において一番厳しい地域制限です。
オフィス街

まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

例えば、東京都中央区、千代田区といった国の重要機関が多く建つエリアは、そのほとんどが防火地域に設定されています。

官庁街

Ryuji / PIXTA(ピクスタ)

それだけでなく、商業施設や大きな道路の近隣では、住宅地でも防火地域に設定されていることがあります。

その土地が防火地域の場合、“3階建て以上、もしくは延べ面積が100平米以上”の建物を建てる際には、建物の用途にかかわらず“耐火構造物”(鉄骨造や鉄筋コンクリート造)にする必要があります。

木造の建築物は従来では不可でしたが、近年では、“国土交通大臣の認定を受けた一定以上の耐火性能を認められた木造建築物”は建設可能になりました。
■ 「準防火地域」とはどのエリア?

「準防火地域」は、防火地域よりも緩やかな制限で、防火地域の外側周辺に定められている地域制限です。

“4階建て以上、または延べ面積が1,500平米を超える建物”は耐火建築物にする必要がありますが、延べ床面積が500平米以下であれば、木造2階建てが可能です。

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