「角部屋」と「中部屋」を徹底比較!どちらが住み心地いいの?
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昼と夜の気温差が高くなることもデメリットになることもあります。
冬の場合、気温差により結露が発生しやすくなり、カビ発生の原因ともなります。
2. 角部屋は通気性がよい
2方向に開口部があると、空気の流れが良くなる、つまり通気性が良くなります。
通気性が良いと、洗濯物が乾きやすい、エアコンを使わなくてもいい場合が多くなるなどのメリットが生まれます。
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住宅を設計するときに、「開口部」のバランスを考えなくてはいけません。
その理由は気密性に関係があるからです。
昔の日本家屋は通気性が良いものが多かったのですが、現在は高気密の住宅が多くなっています。つまり、冷暖房効果を意識し、気密性が高くなるよう工夫されています。
窓が多いということは、気密性を低下させることを意味しています。
冬場室内にいて、ガラス窓の近くに立つと部屋の中心部よりも冷たく感じることがあります。
これは、窓の気密性が壁面よりも低く、外の冷気をわずかに通しているからです。
■ 部屋がある場所の違いによって及ぼす影響はある?
角部屋は、共用廊下の一番奥にあることが多く、角部屋住戸に用事がある人でないと玄関前までは行きません。