家を購入したら不動産登記は必須、何のためにするの?しないとどうなる?
不動産登記とは、土地や建物の所在、地番、家屋番号、権利関係などを公の帳簿に記載し、一般に公開するものです。
登記があることによって、不動産の持ち主や権利関係の内容が分かります。
すでに住宅や土地があるなら、法務局で「登記識別情報」が取得でき、ここに情報が記載されています。
ここでは、登記の役割とその重要性、住まいを購入する際にいくらかかるのかを中心に紹介します。
■ 1. 不動産登記は何のためにするの?
ino masa / PIXTA(ピクスタ)
住宅を購入した人が必ず行わなくてはならないのが「登記」です。
不動産購入したい人や不動産を担保に融資をしたい人が、スムーズに取引ができるようするもので、人間の住民票の登録にあたるものです。
土地や建物の面積はどれくらいあるのか、誰が所有者なのかは外見だけでは分からないものです。
こつづ / PIXTA(ピクスタ)
土地の場合、境界線に杭が打たれていても、隣の土地とはっきりと線が引かれているわけではないので、隣の人と境界線の場所について主張が異なり、争いになるケースが少なくありません。
そのため、物理的状況と権利関係とを法的に明確にしておくことは非常に大切です。