マンションの修繕積立金が安い物件は要注意!?管理費との違いは
外壁や躯体部分、ベランダなどの劣化・老朽化、排水管や給水管設備等のメンテナンスなどの修繕を行います。
かかる費用が高額なため、管理費と併せて毎月積み立てて備えておく必要があります。
1-2大規模修繕はどうして必要なの?
大規模修繕工事は入居者の生活を安心・安全に保つだけでなく、マンションの資産価値を維持するために大切なものです。
建物は必ず劣化し、築10年を過ぎたくらいから、外壁が紫外線や雨風で劣化しますので、雨水が内部に侵入するようになり、建物内部まで劣化が始まります。
そうなる前に大規模修繕を行うことが必要です。
■ 2. 修繕積立金の金額はどう決定する?
管理費や修繕積立金の合計支払額は、物件によってさまざまです。
月に4万円近くかかる物件から2万円程度の物件まであります。この違いは何なのでしょうか。
セーラム / PIXTA(ピクスタ)
2-1修繕積立金の金額は長期修繕計画により決まる
修繕積立金の総額がいくらになるかは長期修繕計画の内容で決まります。
新築マンションの場合、30年先の長期計画を立てることが一般的です。
築25年~30年くらいが、一番修繕が発生する時期です。