マンションの修繕積立金が安い物件は要注意!?管理費との違いは
そのために、築浅のうちから修繕計画を立てます。
修繕計画が変更になれば、徴収金額も変わります。修繕計画の変更は総会で決議されます。
管理費の総額は、それぞれの委託料など、通常の管理費要する費用をもとに算出されます。
管理費の負担割合は、原則として共用部分の持分割合=専有部分の床面積割合によります。
修繕積立金も同様に考えられますが、規約で割合を変更することも可能です。
2-2修繕積立金があまりに安い物件は要注意
築年数が経って建物が老朽化していくと、修理箇所が増えるため値上がりします。
もし、修繕積立金の徴収がなかったら、いずれ修繕費が必要になり、まとまったお金が思わぬタイミングで出ていくことになります。
修繕積立金を支払っていれば、お金を積み立てているために、慌ててお金を用立てることがなくなります。
そのために修繕積立金を支払うことは大変重要なことなのです。
マンション購入時に、管理費、修繕積立金が安い物件を探す人がいますが、管理費と修繕積立金は前述のように意味が異なります。
管理費が安いのは良いですが、修繕積立金があまりに少ないと、将来自分の手元から多額のお金が出ていくことになるので、単に管理費+修繕積立金が安い物件を探すのではなく、両者のバランスを見て、修繕積立金の割合が多い物件を探すべきです。