住宅ローンは年収の○倍まで…はNG。資金計画でやるべき3ステップ
マイホーム購入には購入価格の他に諸費用がかかり、その目安は一般的に購入価格の7%~10%(土地付戸建の場合)といわれていますので、その分は自己資金または住宅ローンの借入でまかなわなければなりません。
つまり、「自己資金+住宅ローン借入額」から「購入時の諸費用」を差し引いたものが「購入できるマイホーム価格の上限」となります。くれぐれも諸費用の存在をお忘れなく!
この計算式が成り立つ価格帯のマイホームを選ぶことはもちろんですが、金融機関によってはマイホーム購入に必要な自己資金の割合(土地建物価格のうち、何割以上の自己資金が必要など)を定めているところもありますので事前に確認しておきましょう。
■ ステップ3・将来の資金計画
Naoaki / PIXTA(ピクスタ)
資金計画のステップ1とステップ2が完了したら、あとは最後のステップ「将来の資金計画」です。
返済が長期にわたる住宅ローンを利用する場合、「いま支払える額」とともに「将来にわたって支払える額」についての検討も必要です。
家族構成の変化、教育費、老朽化していく建物のメンテナンス費など、家計の支出は時間の経過とともに変化していくことも考慮しながら、最終的な借入額の設定をしましょう。