10代の子どもについて親が知っておくべき「大事な事実」10個
そのため怒り、恐れ、攻撃性、興奮、性的な欲求などの強い感情が揺れ動きます。同じ10台でも若いほど衝動的に感情のままに行動してしまいがちですが、年上になるほど自分の理性と戦うようになっていきます。
■6:社会の一員としての自分を意識するようになる
2004年発表のニューヨーク科学アカデミーの研究によると、青年期では考える力が伸びるかわりに、自分を意識することで社会的不安は増加します。他の人の視線が気になったり、より大人らしく振る舞いたくなることもあるでしょう。大人は、交渉や妥協の必要性、そして人と助け合う大切さを教える必要があります。
■7:感情にブレーキがかかりにくくなる
大人以上に刺激的なことにチャレンジしたい時期です。17歳くらいまでは衝動的な感情に勝てず、喧嘩や酒に手を出してしまうかもしれません。青年期の子どもは、感情のブレーキの性能が低いことを忘れないようにしましょう。
逃げずに受け止め、時に親がブレーキになりましょう。
■8:家族のかたちに関わらず親の愛情がいる
ある調査によれば、青年期の子どもの84%が自分の母親を、父親については89%も高く評価していることがわかりました。