桁が大きすぎてビックリ!世界に存在する8つの「天文学的数字」
私たちは普段、たくさんの数に囲まれて生活していますが、あまりにも大きな数字に思いを馳せる機会はなかなかないでしょう。
知らなくても生活に支障はないこうした数ですが、私たちが生きるこの世界を解明するための重要な鍵でもあります。『Live Science』で取り上げられた、度肝を抜くような天文学的数字を紹介しましょう。
■1:リーマン予想
リーマン予想は1859年に始まったゼータ関数の零点の分布に関する予想で、大きな未解問題のうちのひとつです。
オーストラリアのニューカッスル大学の応用数学者であるジョン・ボールウェイン氏によると、“数学の世界において最も結論が求められている問題”であり、数学者たちはそれを検証するために10の30乗よりも大きい素数を探すのだそうです。
■2:宇宙に存在する原子の数
古代ギリシャの物理学者アルキメデスは、約10の63乗もの数の砂粒で宇宙は満たされていると推定しました。
彼の計算は当時の最先端だったのですが、現在ではさらに正確な値を求められるようになっています。最新の研究では、宇宙には総計およそ10の80乗の数の原子が存在しているとの観測値が出ています。