意識すれば感情の見抜き上手になれる「相手の話を聞く4レベル」
だから当然、相手は「話を聞いてくれない」と不満を持つことに。
親子、夫婦、友だちなどプライベートな人間関係のなかでならともかく、他人であれば、その場で関係が終わりになってもおかしくありません。
[レベル1]:話をジャッジしながら聞いている
自分が聞きたいことを、聞きたいように聞いている状態。
判断軸はあくまで自分であり、自分と照らし合わせて「この人はいま正しいことをいっている」「間違ったことをいっている」と判断しているということ。
当然ながら相手とのコミュニケーションは行われず、相手も「聞いてくれた」と感じることができないわけです。
[レベル2]:相手のことばをそのまま聞いている
自分の判断を入れず、相手のことばをそのまま受け取りながら聞いている状態。
相手のことばを正確にとらえようとしているため、オウム返しを正確に行うことができるといいます。コミュニケーションは成り立っていて、こちらのことばにたいして相手が「そうそう」とうなずいてくれるレベル。
相手から「なんでも話せる」「安心できる」と思ってもらうことができ、信頼関係が生まれるそうです。
[レベル3]:相手の背景・意図・信念を考えながら聞いている
相手のことばの背景や裏側にある意図、その人が持っている信念などを意識しながら聞いている状態。