意識すれば感情の見抜き上手になれる「相手の話を聞く4レベル」
相手は「話を聞いてくれた」と嬉しく感じ、「自分のことをわかってもらえた」と感動することに。
しかも、本人が気づいていなかったことを自覚させることができるため、大きな影響力を与えることが可能。
だから、短期間で強い信頼関係を構築できるわけです。
[レベル4]:相手の感情を共有しながら聞いている
相手の感情を自分のことのように受け止め、感じながら聞いている状態。深く共感しているため、それが相手にも100%伝わることに。
結果として、短期間でも親友のように深い絆で結ばれた関係になれるとか。
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著者は「ほとんどの人の聞くレベルは0と1」だといいますが、ならば日常的にこのレベルを意識し、レベル4に近づくように習慣化していけばいいということです。
慣れたころには、人間関係が円滑にまわっているかもしれません。
(文/印南敦史)
【参考】
※伊勢隆一郎(2015)『人は感情でモノを買う』フォレスト出版