一流の人達がどんなに忙しくても「新たな時間を作り出せる」理由
「行動科学マネジメント」とは、期待どおりの成果を達成するために必要な行動を徹底的に分析し、誰にでもできるかたちにするマネジメント手法。
『なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか』(石田 淳著、青春出版社)は、その第一人者である著者が、日本人向けに改良したメソッドを紹介した新書です。
著者によると、行動科学マネジメントにのっとった「正しい行動」を実践すれば、いつでも、誰にでも、どこででも理想の結果を引き出せるのだそうです。
その結果、時間のムダをなくし、新たな時間をつくり出すことができるのだとか。
きょうは同書のなかから、忙しい人が「その時間」をつくり出せる理由に焦点を当ててみたいと思います。
■オバマ大統領は忙しくてもランニングできる
アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は、激務の合間を縫って、毎朝ランニングを行っているのだそうです。
世界一忙しい人だといっても過言ではないはずなのに、ランニングを習慣化できるほどの時間をつくり出せているとは驚きです。
しかしその一方には、いつも「時間がない」と悩んでいる人も。
この差はなんなのでしょうか?
その違いについて著者は、「時間の使い方が違うから」