「私はこう思う」なんて説得力なし!ビジネスに数字が必要な理由
また、他にも次のようなメリットがあるとか。
■人を動かすいちばんの説得材料になる
当然ですが、裏づけもなしに「僕はこう思います」というだけでは、組織は動かなくて当然。根拠のないことばには説得力がないからです。
逆にいえば、「この施策をしたら、こういう数字が出たので、積極的に進めるといいと思います」など、数字・データの裏づけがあれば周囲は納得し、結果として人を動かせるのです。
■リーダー・管理職になるなら数字は必須
経営者でなくとも、組織のなかでは役職が上がるほど、自分ひとりで把握できるキャパシティーを超えた担当領域を持つことになります。そこで、数字に頼る要素が深まっていくということ。
なぜなら組織のトップはそのすぐ下に数字を求め、その人はさらに自分の下に数字を求め……と、どんどん連鎖して下につながっていくから。途中で「数字はもういらない」となることは考えにくいわけです。
つまり数字を使って仕事ができることは、自分の仕事の幅を広げるためにも、組織の内部でより質の高い職務を高いポジションで行うためにも重要だということです。■数字はコミュニケーションを円滑にする
特に国籍や文化が入り混じったビジネスの現場においては、「ことば」