「私はこう思う」なんて説得力なし!ビジネスに数字が必要な理由
によるコミュニケーションは便利である反面で、「曖昧さ」というリスクを伴います。そしてもちろんそれは、日本人同士でも同じ。
たとえば「この商品、最近すごく売れているんですよね」という表現に対する感じ方は、人によって大きく違ってきます。
しかしそれを「この商品、ここ1ヶ月は計画比の140%で売れているんです」といえば、間違った事実が伝わるリスクはなくなるというわけです。
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たったこれだけのことでも、数字の重要性がおわかりいただけるのではないでしょうか?
ビジネスの現場で「数字を」といわれると、ドキッとしてしまう人は少なくないはず。でも、数字についてわかりやすく解説してくれている本書を読めば、数字への恐怖感を和らげることができるかもしれません。
(文/印南敦史)
【参考】
※柏木吉基(2015)『それちょっと、数字で説明してくれる?と言われて困らないできる人のデータ・統計術』SBクリエイティブ