宝くじを買うのは本当に損?統計学で手元に戻ってくる金額が判明
は統計学で算出可能
宝くじを買ったとき、大儲けをするかハズレるかは個別にはわからないこと。しかし統計学的に見ると、たくさん買った際に「どのくらい戻ってくるか」を考えることは可能だそうです。
そして当たる確率と賞金額から戻ってくる平均額を算出したものを、「期待値」と呼ぶのだとか。
もし期待値が元でよりも大きくなるなら、買えば買うほど儲かるということ。
■宝くじを1枚引く場合の期待値はたった30円!
賞金1,000円が当たるくじが2本、100円が当たるくじが10本、ハズレくじが88本の合計100本のくじがあったとします。
このくじを1枚引く場合の期待値は、賞金総額3,000円をくじの総本数100で割ったもの。
(1,000 × 2 + 100 × 10 + 0 × 88)÷100 = 30円
30円の期待値は、くじを1本引くごとに期待される賞金額(戻ってくる期待額)。もちろん、1本のくじを引けば必ず30円もらえるという意味ではなく、あくまでも理論的に期待される平均金額。
つまり期待値が30円、1本引くのに50円なら、たくさん買えば買うほど損をするということになります。
そして1枚300円の宝くじで計算した場合、期待値は143円。