毎日9時間睡眠するとどうなる?プロが1ヶ月続けて得られた効果
『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(古川武士著、大和書房)の著者は、「習慣化コンサルタント」としてさまざまな生活習慣を提案してきた人物。
これまでにも数々のベストセラーを生み出してきましたが、今回は「早起き」をテーマに掲げているわけです。
■1ヶ月9時間睡眠して得られた効果
でも人間は本来、何時間眠ればいいのでしょうか?この問題を掘り下げるにあたり、著者はおもしろい試みを行っています。
睡眠の重要性を実験によって立証するため、「寝尽くす!」を目標に掲げ、1ヶ月ほど9時間睡眠に挑戦したというのです。具体的には、21時に寝て6時に起きたのだといいます。
その結果、実感したのは次のこと。
まず仕事面でいえば、集中力が劇的にアップ。通常3時間かかっていた仕事が半分の時間で終わり、気の重い仕事もどんどん片づいていったそうです。
睡眠によって脳のエネルギーが満ちあふれているため、苦痛を感じないということ。
■「睡眠負債」はためない方がいい
また、本を書いたり、教育コンテンツを開発したりといった創造活動が多いだけに、想像力が飛躍的に高まったことも実感できたのだとか。
寝不足が続き「睡眠負債」