毎日9時間睡眠するとどうなる?プロが1ヶ月続けて得られた効果
がたまった状態だと、2~3時間かかっても決断できなかったにもかかわらず、スキマ時間だけで重要な仕事を終わらせることができるようになったのだといいます。
そして著者が寝尽くすことによって感じた最大のメリットは、日中まったく睡魔と戦う必要がなくなったこと。それどころか、1日では使い切れないほどのエネルギーが充電されるのだそうです。
そして痛感したのは、起きている間は幸福を感じられる生活が続き、逆に睡眠負債を抱えている状態がいかに苦痛かということ。
もちろん、通常のビジネスパーソンにとって、9時間睡眠をとることはなかなか困難。著者はそのことも理解していて、7時間眠れば充分だと結論づけています。
■生活習慣全体を最適化するべし!
でも、睡眠時間を確保するために、仕事から帰って寝るだけの生活では毎日を楽しめません。
だからこそ必要なのは、生活習慣全体を「最適なもの」にすること。
たとえば著者の場合は、「塑造製の発揮」と「起きているときの集中力」という観点から、高い睡眠の質を保ちながら現在は8時間眠っているのだといいます。いろいろ試した結果、最終的に8時間睡眠がベストだと判断したのです。