戦略は3回繰り返すと大成功?仕事がうまくいく「数字の使い方」
30代ともなれば、大なり小なりプロジェクトのリーダーを任されることがあるもの。いままさに、そんな立場にいるという人も少なくないでしょう。
でも、一緒にプロジェクトを進める先輩や同僚、後輩に対して、「経験と直感」だけでなんとなく指示を出していませんか?
「でも、どうすればいいのかわからないから……」という方にぴったりなのが、『数学女子智香が教えるこうやって数字を使えば、仕事はもっとうまくいきます。』(深沢真太郎著、日本実業出版社)です。
主人公である“数学女子”の智香さんが、架空のアパレル企業「ブライトストーン社」の営業部を舞台に、数字の使い方をわかりやすく指南してくれるという内容。
専門用語を用いることなく、「売上を上げるためにはどうすればいいのか」をストーリー仕立てで教えてくれるので、読みものとしても十分に楽しめます。
読み終えたときにはきっと、仕事に必要な数字の意味と計算の仕方などを理解できているはず。
■数字に強くなる「数会話」をしてみよう
英会話ではなく、「数会話」。
文字どおり、数字を取り入れた会話のことですが、この「数会話」をめぐって、本書内ではこんなやり取りが繰り広げられています。