人間関係は「10年後も付き合えるかどうか」で判断するといい?
カリスマと呼ばれる著者にしても同じこと。
しかし深く傷つく一方で、著者はこうも考えるようにしているのだそうです。
「別にええわ。どうせこの人とは10年後にはつきあってへんし」
「10年後には名前も忘れてるような人のことばで傷ついてたら、人生やってられへん」と前向きに考え、気持ちを修復するようにしているというわけです。
でも逆に、「この人とは、きっと10年後もつきあっている」と感じた場合には、とことんまで話して誤解を解こうとし、関係を改善するように最大限の配慮をする。
その部分でバランスをとるということです。
■対人関係を10年で区切るといい理由
ところで、なぜ10年なのでしょうか?
詳細こそ書かれていませんが、著者は以前、精神的なダメージを負うような大きなトラブルに直面したことがあるそうで、そのときの経験から「10年」という期間をなにかしらのひとくくりだと考えているのだそうです。
いうまでもなく、10年とはとても長い時間。
だから人との関係において、「10年後」を判断の物差しにしているということ。
そして、そういう基準で人を見ると、いろんなことが見えてくるといいます。
人生を豊かにしてくれるのは、10年後もつきあっている人たち。