人生は「1日たった10秒のアクション」で劇的に変えられる!?
■はじめの一歩で展開が大きく変わる
とはいえ、なぜ「1日たったの10秒の行動で人生を変えられる」などといい切れるのでしょうか?
著者によればそれは、たった10秒で行う「最初の行動」には、「ドミノ倒し」や「自転車の漕ぎ出し」のイメージがあるからだとか。
たとえばドミノ倒しの場合、最初の1枚が倒れなければ、その他のドミノは倒れていきません。
逆にいえば1枚目が倒れるとき、それは「ゼロから1が生まれる瞬間」になるということ。
はじめの一歩があるからこそ、その後の展開が大きく変わっていくわけです。
そして「行動」を物語るもうひとつのポイントは、「はじめの一枚を倒す力は、指でチョンと押すだけ」だということ。ほんの少しの「行動」でいいのです。
■最初の一歩で人生が変わるのはなぜか
「自転車の漕ぎ出し」についても同じ。自転車のペダルを踏み出すときには力を入れてペダルを踏み込みますが、自転車が動き出してしまえばあとは楽。
そしてこのシーンにも、「行動」の本質がふたつ隠れていると著者はいいます。ひとつ目は、「まったく動いていない物体を動かそうと思えば、必ず力が必要になる」ということ。