テレビは「1日1時間でも」子どもの学力を下げることが明らかに
研究者は、テレビを見る時間が長くなればなるほど、学力は下がるだろうと考えています。
ある研究者は、テレビさえ見なければ、他に何をしていても学力は上がるだろうとすら言っています。それほどテレビは子どもに悪影響を与えるようです。
■1日4時間以上の勉強は効果ナシ?
日常的に本を読んだり宿題をしたりする子どもは、やはりGSCEテストで高得点でした。
その効果は大きく、1日1時間宿題をするなどの勉強をした子どもは23.1ポイントも点数が高かったのです。これはA~Gの評価では4つ分の差になります。
おもしろいのは、勉強すればするほど点数が上がるわけではなかったこと。1日4時間以上勉強しても、さほど点数の差はありませんでした。
また、宿題をきちんとやっている子どもでも、テレビを見る時間が長いと学力は伸びないそうです。
■スポーツは学力に悪い影響ナシ!
イギリスでは、スポーツをする子どもは学力が低いと考えられていましたが、こちらは根拠がないことがわかりました。体をよく動かすことは、特に学力には影響がないようです。むしろ健康にはいいため、適度な運動をしたほうがいいということです。
大人がテレビを見ていると、子どもも一緒に見るもの。