本質的な問題解決が可能になる!現代に必要な「4C能力」とは?
きょうご紹介したいのは、『世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方』(石山喜章著、あさ出版)。
組織開発コンサルタントである著者が、「潜在意識」の重要性について説いた書籍。
自分の世界、相手の世界をつくっている潜在意識を理解できれば、ムダに悩むこともムダに傷つくこともなくなる。
そんな考え方を軸に、人間関係を円滑にするコミュニケーション能力を身につける方法を紹介しているわけです。
■自分の価値観以外を受け入れることが大切
ベースになっているのは、「マインドーム」という概念。「マインド(心)」と「ホーム(家)」を合わせた造語で、人間が持っている「判断基準」をさすのだとか。
自分の知っている世界のなかだけでは、自分の価値観だけでしか物事が判断できないもの。
だからこそ、自分の価値観以外の世界を受け入れ、従来の判断基準を手放すことが大切だという考え方です。
では、マインドームの概念からみた「コミュニケーション能力」とはどういうものなのでしょうか?
著者は、これからの時代は、4つのコミュニケーション能力を統合した「4C能力」が必要とされると説いています。
マインドームの重要な考え方で、この力を備えていれば、本質的な問題解決が可能になり、組織でも必要な人材になれるのだといいます。