天気予報では「降水確率0%」なのに雨に降られることがある理由
大事なのは、ひとりひとりが天気予報を読み解く力を高めること。
降水確率が50%を超えると「ところにより雨」という表現をしなくなることをご存知でしょうか。
40%までは「ところにより雨=つまり、雨が降るところがある」と少しあいまいないい方をしますが、50%以上は「このエリアではいつどこで雨が降ってもおかしくないですよ」ということで、予報士さんは「折りたたみ傘を持ってお出かけください」などと発言するのです。
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昨今では予報が覆されるような異常気象も少なくありませんが、毎日の天気予報の情報をしっかり読みとることで、事前に持ち物を準備したり、災害に備える力が高められるはず。
とりあえず降水確率が50%を超える日は、傘を持っていけば落ちついて対応できそうです。
(文/中田蜜柑)
【参考】
※天気予報の降水確率の考え方とは:傘が必要な降水確率と量-確率思考への転換