くらし情報『35歳で6人に1人が経験している!意外と高い「流産の発生率」』

35歳で6人に1人が経験している!意外と高い「流産の発生率」

35歳で6人に1人が経験している!意外と高い「流産の発生率」


自分や友だちの妊娠がわかったとしたら、とてもおめでたいこと。母子ともに元気で出産を終えられるのがいちばんですが、実は流産のリスクは意外に高いものなのです。

最近では第一子を30代で出産する人が増えてきましたが、35歳での流産発生率はおよそ16%、6人に1人が流産を経験する計算になります。自分や周りの人にも起こる可能性がある流産の発生率について見ていきましょう。

■流産の定義は妊娠22週未満まで

流産とは、妊娠22週未満までに、なんらかの理由で妊娠が継続できなくなってしまった状態のことをいいます。ほとんどの流産は妊娠11週までに起こるといわれています。

原因の大半は受精卵に問題があることで、これを防ぐ方法はいまのところありません。いろいろ気をつけていても、流産が起こってしまうことはあるのです。


■若くても流産発生率は意外に高い

流産のリスクは、年齢とともに上がることが知られています。

研究によって差がありますが、いくつかの研究をまとめた『Advanced Fertility Center of Chicago』によれば、その確率は30歳以下で8%、30~34歳でも12%。多くの人が子どもを産む30代前後でも、流産の確率は意外に高いのです。

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