被害者は全体の28%以上!非道な「マタハラ」に負けない3ヶ条
「自分さえ我慢すれば」とか、「たいしたことではない」と、自分で判断を下すのは避けましょう。自分ひとりの問題ではなく、これから同じ境遇に陥るかもしれない他の女性のことも含め、女性全体の問題として捉えることで、マタハラを減らすことができるかもしれないのです。
もし妊娠し、職場などで周囲の人からいわれた何気ないひとことを看過できなかったら、立ち止まって、「これはマタハラかな?」と考えてみる必要があります。
妊娠中の女性の体は、よりリラックスすることを求めます。余計な緊張やストレスは早いうちに取り除くことが大切です。
■2:相談先をいくつか持つこと
マタハラを受けていると自覚したら、早いうちに社内で相談先をいくつか確保しておきましょう。
たとえば、社内で子どものいる女性社員がいたら、何人かに声をかけて、ランチ会を開催してみるのはいかがでしょうか。話も弾んで、思わぬ情報が手に入ることもあるでしょう。
また、あえて違う部署の人に聞いてみることで、部署間での待遇の違いがわかるかもしれません。さらに社内での意外な理解者として、「働く妻を持つ、子持ちの男性社員」の存在があります。彼らは自分の妻が苦労して復職した姿を身近で見ているため、妊娠女性社員の立場がわかるのです。