優秀なリーダーが勝負どころで共通して使う「ある数字」とは?
という数字も上手に使っています。たとえば、部下に対するこんなメッセージ。
「キミは頑張っている。来年こそ、ウチのチーム内で営業成績No.1をとれ!」
部下の成長を願い、さらなる高みに導くための熱いメッセージですね。
しかし、もしこのメッセージが、「1」でなかったらどうでしょう?
「キミは頑張っている。来年こそ、ウチのチーム内で営業成績No.2をとれ!」
数字の「1」と「2」。その差は、わずかに「1」です。(当たり前ですね…)
しかし、これで部下の心に火がつくでしょうか。
なんだか「所詮お前は1位になる器ではない」と言われている気もします。
こうして考えてみると、「1」と「2」の差はとても小さいけれど、別の視点ではとても大きいと言えます。
「2位じゃダメなんですか?」
某政治家のそんな発言が話題になったのは何年前でしょうか。
この政治家には申し訳ありませんが、やはり「2」じゃダメなのです。「1」でないと、人は熱くなれないのです。人を動かせるリーダーはこのことをよく知っています。だから、たとえ小さい範囲であっても「その中で必ず「NO.1になれ」と部下を成長に導きます。
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