結果をすぐ求めちゃダメ!不安は0から1を目指すだけでなくなる
と判断してしまうわけです。
それどころか、「もたもたしてるなあ!いったいなにをやってるんだろう」と、自分を攻め立ててしまうことになることも……。
■自分を追い込む思い込みは悪循環を生む
しかし問題は、「早く結果を出さなければいけない」「自分は全然努力が足りない」という思い込みを強烈に持っている人のまわりには、似たような人が集まってくるということ。
「いつまでそんなことをやっているつもりだ!」と怒る人や、「全然進歩がないわね」という人ばかりになってしまうというわけです。
するとますます焦ってきて、それがまた新たなストレスになり、なにもやる気が起こらなくなってしまう。
その結果、そこのことをまた責めはじめ、どうにも立ち行かなくなることに。いわば、悪循環に陥るわけです。
著者も、昔はそういうタイプだったのだそうです。
そして、それは一種の完璧主義であり、まじめな日本人に多いとも指摘しています。
親や学校から「早くやれ」「ちゃんとやれ」「休むな!サボるな!」とさんざんいわれてきた人も少なくないと思いますが、つまりはそういうタイプが危険だということ。
■「0から1」に進めたら祝うと悪循環を防げる
では、どうすればいいのでしょうか?
この問いに対し、著者はこう回答しています。