家計簿より手軽に「貯金0円」状態から脱却できる5つのアイテム
「なかなか貯金ができない」「どうしても入ってきた分だけ使っちゃう」といった悩みを持つ人は多いはず。
実際、金融広報中央委員会が5日に公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2015年)」では、2人以上の世帯で「金融資産を保有していない」との回答がじつに30.9%となっています。
貯められる家計への近道はやはり家計簿!
支出額を把握し、そこからムダを削り予算を立てることができれば、「収入>支出」のサイクルがつくりやすくなり、予算を守る「収入>支出」の習慣がつけば、お金は貯まりはじめます。
でも、忙しい毎日のなかで家計簿をつけ続けるのは大変。そこで、お悩み別に「家計簿がなくても予算を守れる人になる」5つのアイテムをご紹介します。
■1:「どれだけ使っているかわからない」→通帳を使う
まず1ヶ月の支出を把握することが先決。通帳ひとつで家計の収支状況は一目瞭然、その上もっとも単純で確実な家計簿としても使えます。
毎月の(1)給与振り込み日の残高と(2)翌月の給与振り込み日前日の残高を比較するだけ。
(1)-(2)が1ヶ月間の生活費(支出)です。この額が収入を上回ると赤字家計。
1ヶ月の支出額がわかったら、今度は引出しのたびにその欄に引出しの目的を書き込みます。