世界に2人しかいないヒマラヤ大聖者が伝える「幸せに生きる術」
と。
欲しいもの、資格、仕事、お金。望みは叶った先から、次から次へとわいてきて、いったいどこへ向かっているのか、自分でもわからなくなっている人は多いのではないでしょうか。
「もしかしたら『幸福』の意味さえ、あまり考えるヒマがないのかもしれません」
相川さんの語り口は優しいですが、また、鋭くもあります。
幸福になりたい人の多くは、「心」を一生懸命に働かせる、と相川さんは指摘します。それが心の使いすぎを招き、果ては体まで消耗させてしまうというのです。
■性質を知れば心はコントロールできるようになる
普段、私たちは心の状態に一喜一憂しますが、心を自分でコントロールできるものとはあまり考えませんよね。逆に、心にコントロールされている状態なのかもしれません。
ではどうすればいいのでしょうか。心を浄化することを知ってください、と相川さんはいいます。心のなかのゴミを捨てるのです。ゴミにはこだわりや欲といったものも含まれます。それは「執着」と呼ばれるものです。そうしたものを捨てることで、心を空っぽにしていくことが、心を浄化することなのだそうです。
また、「心にはさまざまな性質がある」と相川さん。