世界に2人しかいないヒマラヤ大聖者が伝える「幸せに生きる術」
そのひとつが、「ものをくっつける」というもの。たとえば心のなかに思い込みや執着などのゴミがあると、同じようなエネルギーのゴミを引き寄せてしまうというのです。
そうした心のカラクリを知って、コントロールできるようになることが、真の幸福を知る最初のステップになると、相川さんはいっています。
■なかなか自分自身を愛せない人へのアドバイス
現状に幸せを見いだせず、ひたすら努力や我慢を重ねる私たちは、もしかして自分のことが好きではないのかもしれません。
相川さんはまた、次のように、私たちを励ましてくれます。「人間は心の奥底に誰もが美しいダイヤモンドを持っています。心の動きが邪魔をして、ほとんどの人にはその美しさが見えなくなってしまっています」と。
自分を受け入れ、自分を愛せるようになると、人も受け入れ、愛せるようになります、と相川さんは続けます。
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相川さんが長年の厳しい修行から得た究極の悟りの言葉を読めるのは、日本人である私たちにとって、ラッキーこの上ないことといえるでしょう。
とはいえ、平易な表現で書かれてはいますが、すぐには理解できないこともあると思います。いつもそばに置いておいて、人生に迷ったときに紐解いてみたい一冊です。