くらし情報『10年で4000%リターン実現の投資家に学ぶ「お金の考え方」』

2015年12月4日 18:00

10年で4000%リターン実現の投資家に学ぶ「お金の考え方」

が行き詰まりを見せています。

その結果、世界の債権国は中国、日本、シンガポールとアジアに集中。

こうした情勢について著者は、人、モノ、芸術、すべてがお金の流れについていくものだと記しています。

先に触れたとおり著者はアメリカからシンガポールに引っ越しましたが、それもこのような世界の動きから判断したものだということ。

■著者は「バブルは必ず崩壊する」と予測

リーマンショック前の住宅ブームについては著者も、「明らかに異常」だったという印象を持っているそうです。

「アメリカで過去にあんな事態が起きたためしはなかった」とも書いているので、皮膚感覚としてかなりの衝撃をおぼえたのでしょう。

頭金もなく、仕事にも就いていない人が何軒も家を買えたわけですから、当然といえば当然です。

そんなおかしな光景を目の当たりにしてきたからこそ、著者は「バブルは必ず崩壊する」と断言しています。


過去の歴史を振り返れば、容易にわかることだとも。■ひたすらお金を刷っても問題解決しない

大昔から、経済的に行き詰まると、政治家たちは「お金を刷る」という手段に走ってきたものです。

しかし歴史を紐解くと、こういった政策がよい結果をもたらしたことはないとか。

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