世界2大幼児教育法「モンテッソーリ教育」10の子育てポイント
モンテッソーリ教育は、シュタイナー法と並び「世界2大幼児教育法」と称される教育法です。
根底にあるのは、子どもの「敏感期」がどういうものかを知り(→知る)、子どもをきちんと観察し(→見守る)、子どもに適切に声がけ、働きかけをする(→ときどき助ける)という子育てメソッド。欧米で実績のある手段なのだそうです。
『知る、見守る、ときどき助けるモンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』(神成美輝著、百枝義雄監修)は、そんなモンテッソーリ教育を子育てに取り入れるためのコツを紹介した書籍。
3章「『観察→発見→見守る』から始まる、今すぐできる10のこと」から、要点を引き出してみましょう。
■1:観察する
観察の目的は、子どもの「興味の中心」を見つけること。
たとえば電車の名前をおぼえるのが好きだった子は、そこから、駅、地図、そこで働く人など、興味を広げていくもの。
つまり子どもの興味の中心さえ見つけることができれば、そこから広がりを得ることができるということです。
そこで、まずは子どもがなにに本当に興味があるのか、じっくり観察してみることが大切だと著者はいいます。
■2:自由に選択させる
「~しなさい」