発想の転換で説得力が増す!数字を効果的に見せる心理テクニック
「人望」「社会的評価」がついてくるようになる
いいことずくめですが、これが「影響力」を武器として身につけると起こってくる変化なのだといいます。
また、そんな本書では、相手を意のままに動かすための「心理誘導トリック」のひとつとして、“数字”の効能を説いています。
「意のままに動かす」という表現は誤解を生みそうでもありますが、つまりはこちらの望みに近い状態へと誘導するということ。
しかもその考え方は、意外なほどシンプルなものでもあります。
■数字を使うと説得力が増す
「数字は明快でウソをつかない」
「数字は正確」
「数字は客観的」
一般的に、数字にはこのようなイメージがあります。
そんなことからもわかるように、数字を使うと話に説得力が増すもの。広告コピーの表現がいい例です。
たとえば栄養ドリンクの効き目を強調したいのだとしたら、「タウリン1グラム配合!」ではなく、グラムの単位をミリグラムに置き換え、「タウリン1,000ミリグラム配合!」と訴求した方が効果的。
同じように「食物繊維3.2グラム配合!」ではピンときませんが、「レタス10個分の食物繊維!」といえば、野菜の健康的なイメージによって訴求力が増すことになります。