発想の転換で説得力が増す!数字を効果的に見せる心理テクニック
また、「中国の人口は13億7,000人」というよりも、「世界人口の約2割」といった方がインパクトは大きくなるでしょう。
■数字をうまく使いこなそう
つまりはこのように数字をうまく使いこなすことによって、さまざまな効果を高めることができるのです。
さらに見ていきましょう。
「失敗の確率は10%しかありません」というよりも、「成功率90%以上は確実です」という方が説得力は高まります。
3万円の浄水器を36ヶ月(3年)の分割払いで売り込む場合、「1日たった28円で一生分の健康が帰ると思えば安いものです」とアピールすれば、トークにはいっそうお得感が生まれます。
「利益率が1%から2%に上がりました」というよりも、「利益が2倍に増えました」の方が注目を集めるためには効果的。
「日本人の100人に1人の方にご愛用いただきました!」というよりも、「愛用者1,200万人突破!」の方が、爆発的に売れている印象に。
ちょっとした発想の転換が、大きな効果を生むことがおわかりいただけるのではないでしょうか?
つまり、なにかをアピールするときには、影響力をもたらす単位に置き換えたり、数字を効果的に見せたりする、ちょっとした「いいまわしの工夫」